(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
今回は「子どもの睡眠時間」について考えてみようと思います。
まず「寝すぎはよくない」という研究結果あるので、それからご紹介しましょう。
2015年4月、イギリスのウォーリック大学から睡眠時間と健康に関する研究結果が発表されました。この研究によれば、6〜8時間の睡眠時間が適切とされ、8時間以上眠る人は死亡リスクが上がるそうです。
とはいえ、子どもはよく眠るものです。これは健康によくないことなのでしょうか?
じつは、そんなことはありません。詳しくご説明していきましょう。
子どもの睡眠時間 は大人と異なる
ウォーリック大学の発表は注目に値しますが、この研究はあくまで成人を対象としたもので、子どもには当てはまりません。
子どもにはより多くの睡眠時間が必要です。むしろ、寝不足のほうが成長や健康に悪影響を与えます。
また、睡眠時間と同様に、赤ちゃんの頃から、基本的に昼は起き、夜は眠るという習慣をつけてやることが大切です。
スポンサーリンク