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膠原病の症状
膠原病は、全身の血管などに炎症が起こる病気の総称です。ですから、個々の病気に特徴的な症状がありますが、共通してみられるものを挙げてみます。
皮膚症状
皮膚に赤い発疹が出ることがあります。それぞれの膠原病で特徴的な発疹が出るので、専門医の診察が必要です。
<レイノー現象>
手の指に出る症状で、冷たいものに触れたとき、指先が白っぽくなります。次に赤紫になり、赤く変色してその後自然に回復してきます。膠原病の中でも全身性エリテマトーデスや強皮症にこの現象があります。
発熱
感染症による発熱もありますが、原因不明で3週間くらい発熱する場合があります。微熱の場合も高熱も場合もあり、抗生物質を投与しても効かないことが多いです。
関節痛・筋肉痛
関節が痛み、手足の関節が動きにくかったり、腫れたりしていることがあります。筋力低下や筋肉痛を起こすこともあります。
筋肉をつまむと痛みを感じ、万歳ができない、布団から起き上がれない、重いものが持ち上げられないなどの症状があり、気がつきます。
膠原病の予防
疲れや睡眠不足、ストレスで悪化を招きます。ステロイド服用中は、感染を受けやすい状態でもあります。次のことに気をつけましょう。
・睡眠をしっかりとる
・感染しやすいので、感染症に気をつけて、マスクなどをする
・外出から帰ったら、手洗い、うがい、洗顔をしっかりする
・人混みなどは避ける、
・外食、アルコール、食べすぎには気をつける
・身体を冷やさないようにする
・直射日光に当たり過ぎないようにする
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