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執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士)
最近注目されている「セロトニン」というホルモン、聞いたことはありますでしょうか。
このホルモン、実は「幸せホルモン」と呼ばれることもあるんです。
なぜ、幸せホルモンと呼ばれているのでしょうか?そして、どうすれば幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を増やすことができるのでしょうか?
今回はそんな幸せホルモン・セロトニンについてご紹介しましょう。
セロトニンは「脳内の神経伝達物質」の一つ
人間が生きていく上での司令塔である「脳」。
脳内では様々な神経伝達物質が存在し、それぞれが重要な情報を交換することで、人間特有の複雑な感情や思考を行うことが可能となっています。
セロトニンは、この神経伝達物質の一つであり、主に気分や食欲、睡眠をコントロールしています。
このセロトニンが不足すると気分が落ち込み、食欲が増加していくら食べても満足できず、なかなか寝付けないといった、生きていく上で不快となりえる状態を引き起こしてしまいます。
よって、セロトニンの分泌を増やすことは、それらの不快な状態を抑制することができるため、「幸せホルモン」と呼ばれているのです。
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