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対策その1:体を温めよう!
冷えは万病の元と言われる通り、様々な不調を招きます。
冷えにより筋肉が硬直し、血液の流れが滞り、気持ちも緊張するので痛みが起きやすい体を作っているのです。
特に生理痛に関わるのは、足・お腹周り・子宮の冷えです。
生理中や冬場だけでなく、常に体を冷やしていないか気にかけるようにしましょう。
食事にも気を配りましょう。夏場はアイスや冷たい飲み物を摂りすぎないように。また白砂糖(三温糖も同じ)や食品添加物も体を冷やします。摂りすぎに注意しましょう。
お風呂は毎日湯船につかり、しっかりと温まることがお勧めです。夏場もシャワー浴で済ませないようにすると良いですね。
特に生理中は半身浴や足浴なども取り入れると、骨盤の緊張がほぐれて開きやすく、経血の排出がスムーズにいくため痛みが軽減します。
あとは生理が重い人が陥りがちな悪循環として、鎮痛剤を飲み過ぎてしまうことがあります。薬も体を冷やしてしまうので、使い方のバランスを考えましょう。
対策その2:体の詰まりをなくそう!
生理は、1カ月の食生活やその間のストレスの溜めこみ具合が大きく影響します。
バランスの良い食事が摂れていないと経血がドロドロになりスムーズに排出されないため、生理痛が起こります。食生活はホルモンバランスにも大きく影響するので、食事の見直しは生理を軽くする「カギ」だと言えます。
甘いものや脂っぽいものは摂りすぎに注意しましょう。
外食や出来あいのお弁当だと、どうしても栄養が偏りがちです。食品添加物や化学調味料も知らずに摂取してしまうので気を付けましょう。
生姜は体を温めるのにとても良い食品です。積極的に取り入れてみてください!
重い人にとって、生理は憂鬱な日々。
けれど生理痛が軽い人や、軽くするように意識して暮らしている人にとっては「1カ月の結果発表」「体の詰まりを排出してくれる日」等ポジティブに捉えることが出来る日々です。
思い切って薬を使うのをやめた翌月から生理痛が軽くなり始めた、食事や冷えに気を遣うようにしてから生理が変化したという声は多いです。
ひと月の食事の乱れやストレスを、生理でリセット出来るのは女性だけの特権です(男性はリセット出来ないですからね!)。
日常生活の見直しで生理が軽くなり、生理が来るのが楽しみになることを願っています。
<執筆者プロフィール>
松本 たお(まつもと たお)
正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者
精神科・産婦人科・助産院での臨床経験を持つ正看護師。現在は育児に奮闘中の二児の母。
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