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執筆:井上 愛子(保健師・看護師)
「冬になると毎年太ってしまう」
「久し振りに着た服がきつい」
「体重計に乗るのが遠のく」
毎年冬になるにつれ、自己嫌悪になったり、現実を見たくなくなったりする人はいませんか?
そこで今回は、冬太りの原因と対策をお伝えしようと思います。
この記事を読んで、今年は「冬太りしない宣言」をしましょう。
冬に太る原因は?
冬に太る原因は、おもに次の2つがあります。
1.人間がもつ防御機能
冬は気温が下がるため、身体は本能的に寒さから身を守ろうとします。
体質など個人差はありますが、冬は体に脂肪を蓄え、体内の熱を外に逃がさないようにします。
そうすることで、寒さから身を守ろうとしているのです。
2.冬特有の生活習慣
冬はクリスマスや忘年会、年末年始、みんなで集まってお鍋を囲むなど、いつもと違った雰囲気で食事をしたり、お酒を飲んだりという機会がとても多い季節です。
また寒さのため、スポーツや外出などで、積極的に身体を動かす機会が減ります。とくに雪が多い地域の人はなおさらですね。
「食べる量が増えて、運動の機会が減る」これは、いつもよりエネルギーの摂取量は多いのに、消費量は少ないということです。
消費しきれなかったエネルギーは、脂肪として身体につきます。ですから、体重が増えるのは当然ですよね。
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