(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:井上 愛子(保健師・看護師)
普段ご自分の舌をチェックしてみたことはありますか?
舌に汚れが溜まっていると、口臭の原因になることもあります。
近頃はお口のケア用品として「舌ブラシ」が販売されていますね。この舌ブラシ、口の健康を保つためにどのように使うと有効なのか、ご一緒に見ていきましょう。
健康な舌の状態とは
個人差はありますが、舌の理想的な色はピンク色です。
しかし、鏡で見てみると白くなっている人も多いのではないでしょうか。
舌についている白い汚れは、「舌苔(ぜったい)」と呼ばれます。舌の表面には細かい突起がたくさんあり、指で触ってみるとザラザラしています。
この突起の隙間などに汚れがつき、細菌が繁殖すると、苔が生えたように舌が白くなってしまうのです。白い汚れは、舌が健康な状態であっても多少は付着しており、時間帯や体調によってもことなります。
しかし舌苔が過剰に付着し、真っ白な状態になると口臭の原因になったり、味覚にも悪影響を与えてしまう可能性があります。
健康な口の状態を保つためには、歯磨きとともに舌のケアにも気を遣うことが大切です。
スポンサーリンク