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舌を磨くための方法
舌を磨くための方法としては、専用の「舌ブラシ」を用いる方法や歯ブラシを使う方法、また、綿棒を使う方法などもあります。
ただし、舌苔が気になるからといって必要以上に強くこすってしまうと舌に負担がかかったり、逆効果になることもあるため注意が必要です。
タイミングとしては朝起きたときなど、1日1回程度のケアで十分とされています。また舌を磨くと汚れが口の中に残りやすいため、舌を磨いたあとには必ず歯磨きをするようにしましょう。
力加減の目安は100グラム程度と言われており、調理などにつかう秤(はかり)を指で押したときに、100グラムまでメモリが動く程度の圧力が目安です。
余計な負担がかからないよう、力を抜いて優しく磨くことが大切です。
舌ブラシの効果的な使い方
では実際に、舌ブラシを使って舌を磨く際の手順をみていきましょう。
1.舌の汚れを確認
鏡で舌の状態をチェックし、汚れの程度や範囲を確認します。
2.舌の奥にブラシをあて、優しく手前に動かす
歯磨きのようにブラシをゴシゴシと動かすのではなく、奥から手前に向かって、一方向に軽い力でブラシを動かし、汚れを取り除きます。
あまり奥にまでブラシをあてると、吐き気をもよおしてしまうこともあります。鏡で見える範囲に留めましょう。
3.ブラシを洗浄し、もう一度確認
ブラシの汚れを水で洗ってから、もう一度2を繰り返します。ブラシを確認し、汚れがほとんど付いていなければ問題ありません。
舌ブラシはヘラのようなタイプや、毛がついたタイプなど、さまざまな種類が販売されています。いずれも専用のブラシとして、舌の構造に合わせた形で作られているため、正しく使用すれば汚れを落とすには最も有効といえるでしょう。
歯ブラシを使用する場合も手順は大きく変わりませんが、ゴシゴシ磨かないよう注意が必要です。
また舌ブラシや歯ブラシを使うと、つい力がかかってしまう人は、クッション性のある綿棒を水に濡らし、軽く汚れをふき取る方法も有効です。
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