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まずは基本を見直してみよう!
このように、乾燥でお肌が痛くなる原因から考えると、次の2つが乾燥対策のポイントになります。
1.バリア機能をととのえること
2.ターンオーバーの正常化
この2つをふまえて、どのようなことに気をつけたらよいでしょうか?
まずは、何より保湿が重要です。スキンケアのときに行う人も多いパッティングは、お肌に刺激が強すぎますので避けるようにしましょう。
また保湿の際は、しっかり手のひら全体で顔を包み込むようにして、保湿剤を浸透させます。
その後は浸透させた水分が逃げないよう、乳液やクリームなど、油分のあるものを重ねづけすることが基本となります。
専門家の中には、水分を蓄える機能がある細胞間脂質のひとつである「セラミド」が配合された保湿剤をおすすめする人もいます。またパックで保湿するとき、パックが乾くまで顔につけていることはありませんか?
パックが乾いてくると、かえって肌の水分がとられてしまい、逆効果です。時間を守っておこないましょう。
入浴の際は、熱めのお湯だと皮脂まで洗い流してしまうおそれがあります。お湯の温度は、40℃ほどにします。
洗う時もゴシゴシこすると肌に負担になります。泡でやさしく洗うようにするとよいでしょう。タオルで拭き取る際も、水滴をおさえるように拭きます。
そして水分を拭き取ったあとは、できるだけ早く保湿をしましょう。
皮膚表面の水分が蒸発するとき、内部の水分も一緒に蒸発してしまうので、そのままにしておくことは乾燥の原因になります。
またふだんのお手入れの中で、ピーリングのし過ぎや刺激の強い化粧品を使っていると、かえってターンオーバーが乱れて悪循環を招いてしまうことがあります。注意しましょう。
そのほか、食事や睡眠、ストレス、環境によって悪化させることもあります。日常生活をふりかえって生活習慣の見直しも必要かもしれません。
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