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かゆみ対策
皮膚を掻きむしると、さらにかゆみが増すという経験をしたことがある人は多いでしょう。
これは、掻くことでさらにヒスタミンが分泌されるためです。
ですから、かゆみが強いときには、得策ではありません。
かゆくてどうしようもないときは、かゆみが出ている部分を冷やすようにしましょう。
また、かゆみが起きないよう普段の生活で工夫することもできます。次のことに気をつけましょう。
・刺激の少ない石鹸をつかう
・皮脂を落としてしまう熱いお湯での長湯はさける
・必要に応じて、保湿する
・紫外線の刺激を防ぐために、日焼け対策をする
・皮膚への刺激が少ない素材で作られた衣服を着用する
ただし、こうしたことに気をつけてもかゆみの症状が続いている場合や、ほかにも発疹などの症状が出ている場合には、皮膚科を受診して、適切な治療を受けるようにしましょう。
【参考】
・協和発酵キリン株式会社『かゆみナビ』(http://www.kyowa-kirin.co.jp/kayumi/sitemap/index.htm)
・サノフィ株式会社『かゆみ対策ハンドブック』(http://www.jaanet.org/pdf_files/SA_kayumi.pdf)
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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