(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
くしゃみってなぜ出るの?
ほこりなどの小さいゴミやウィルスなどが鼻の粘膜に付着すると、その刺激が神経に伝わって、呼吸するときに使用する筋肉をはたらかせて、緊張させます。
そして、筋肉の緊張がピークに達すると空気を吸い込み、緊張がゆるむタイミングで、粘膜についたゴミなどをふり落として外へ出そうと、思いっきり息を吐き出します。
これがくしゃみのしくみです。
反射的な反応のため、自分ではなかなかコントロールできないものです。
しかし、空気中のゴミやウィルスなどの異物が体内に入らないようにするため、私たちのカラダに備わった大切な防御反応なのです。
くしゃみでうつる病気もあるの?
くしゃみが出るおもな原因としては、アレルギー性鼻炎や風邪などの感染症、そのほか、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)といったものまでさまざまあります。
このように、いろいろな原因でくしゃみは出ますが、なかにはくしゃみによって、ヒトからヒトへうつる病気があります。
病気に感染している人が、くしゃみや咳をした際、口や鼻から病原体を多くふくんだ水滴が飛び散り、近くにいる人が、それを吸い込むことで感染することを「飛沫感染」といいます。
飛沫感染によって、ヒトからヒトへ感染する病気には、たとえばインフルエンザなどのウィルス感染症や、溶連菌感染症やマイコプラズマ肺炎などの細菌による感染症など、数多くあります。
スポンサーリンク