(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
周りの人へうつさないための「エチケット」とは?
通常、くしゃみや咳をすると、1m前後まで病原体をふくんだ水滴が飛んで落下する、といわれます。
このことをふまえ、風邪など病気でくしゃみや咳が出るとき、周りの人へうつさないためのエチケットとして、厚生労働省が提唱している「咳(くしゃみ)エチケット」があります。
・くしゃみや咳をするときは、ティッシュなどで口や鼻を被って、他の人から顔を背けるようにし、1~2m以上離れるようにする
・くしゃみや咳がつづくときは、鼻と口を被うようにマスクを着用する
・マスク着用していないとっさのくしゃみ・咳のときは、袖や上着の内側で「肘ブロック」して鼻・口を被う
・くしゃみ・咳をした際に使用したティッシュは、すぐゴミ箱に捨てる。また、手で被ったときは、できればすぐ石けんを使用して流水で洗うようにする(すぐ手を洗う環境がない場合に備えて、速乾性擦式消毒用アルコールやパックのアルコールティッシュなどを用意しておくとよい)
自分の健康、家族の健康を守るためには、ふだんから心がけておきたいエチケットを社会全体で取り組み、徹底することが必要不可欠ですね。
<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
スポンサーリンク