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焦げについて、どんなことに気をつけるべき?
このように焦げの成分の許容量はわかっていません。
また、例えば茶色の焼き色がついた菓子パンなどにもアクリルアミドは含まれるので、よっぽどの注意を払わない限り焦げを取り除くことは不可能と言われています。
そこで、どんなことに気をつければよいか、そのポイントをご紹介します。
油物の頻度に注意!
水を使った「ゆでる」「蒸す」などの調理に比べ、油を使った「炒める」「揚げる」の調理では調理中の温度が高くなります。
焦げは高温で発生する為、油を使った調理では焦げが発生しやすいといえます。
油ものが全くだめという訳ではありませんが、食べ過ぎには注意が必要です。
1食の中で、調理法が重ならないようにする、揚げ物は週2回までと決めるなど工夫するようにしましょう。
スナック菓子の食べ過ぎに注意
ついつい食べすてしまうお菓子ですが、スナック菓子はじゃがいもや小麦粉を使った生地を高温で揚げたものなので、焦げの成分が含まれています。
その為毎日スナック菓子を食べたり、食事かわりにスナック菓子を大量に食べたりしている場合は注意が必要です。
こちらも油物と同様、頻度や量に注意しましょう。
焦げの成分には発がん性があるものがあり、体に悪いと言われています。
気にしすぎる必要はありませんが、この機会に油物の頻度に注意するなどお食事を見直してみてはいかがでしょうか。
<筆者プロフィール>
永吉 峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中
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