炭酸飲料やコーヒーを子どもが飲んでいるけれど… 身体に悪影響はない?

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炭酸飲料やコーヒーを子どもが飲んでいるけれど… 身体に悪影響はない?

公開日時

コーヒーや炭酸飲料の注意点その2:砂糖

 
砂糖は身体のエネルギー源となる一方、過剰摂取は肥満や虫歯など、健康を害してしまうこともあります。
 
子どものうちから砂糖の甘い味に慣れてしまうと、知らず知らずのうちに砂糖の摂取量が多くなってしまう危険性があります。
 
また、子どものうちから肥満になると、大人になってから痩せにくく、太りやすくなると言われています。
 
これには、脂肪細胞の増え方が関係しています。
 
一般的に脂肪細胞の数が活発に増殖するのは乳幼児期と思春期です。そして、一度増えた脂肪細胞の数は減りません。

 
そのため、小児期や思春期の肥満が成人の肥満に移行すると、痩せにくく太りやすくなってしまうのです。
 
 
<砂糖の摂取許容量>
 
実はこちらも日本には基準がありません。
 
世界保健機構(WHO)は、砂糖などの糖類が1日の摂取カロリーに占める割合を5%未満に抑えるよう発表しました。
 
対象となるのは、甘味料として使用される砂糖やブドウ糖、天然のハチミツやシロップ、フルーツジュース、濃縮果汁などです。
 
1日の指標となる摂取カロリーも体格によって変わります。
 
平均的な大人の摂取カロリー(2000kcal)で考えると、5%は100kcal。砂糖は1gおよそ4kcalのため、相当する砂糖の量は25gとなります。
 
 

清涼飲料水のカフェインと砂糖:含有量の目安

 
カフェインは、表示義務がなく、製品による含有量の違いがわからないことが多くあります。そのため、確認するときは下記の食品分類を目安にしてみてください。
 
清涼飲料水では、「炭水化物」のほとんどが甘味料に由来しているため、栄養表示の「炭水化物」を確認しましょう。
 
 

炭酸飲料(500ml)

カフェイン50mg、砂糖65g
 
 

エナジードリンク(250ml)

カフェイン80mg、砂糖28g
 
 

缶コーヒー(150ml)

カフェイン90mg、砂糖13g
 
 

インスタントコーヒー(150ml)

カフェイン65mg、砂糖0g
 
 

コーヒー牛乳(250ml)

カフェイン40mg、砂糖18.5g
 
 

烏龍茶(500ml)

カフェイン100mg、砂糖0g

 
 

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