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執筆:桜 イクミ(管理栄養士)
医療監修:株式会社とらうべ
コーヒーを日常的に飲んでいる方は多いでしょう。
コーヒーに対して、眠気を覚ます効果がある、という認識を持っている人は多いと思いますが、同時に「コーヒーを飲み過ぎると胃が荒れる」というイメージがある人もいるのではないでしょうか。
なぜ胃が荒れてしまうのか、今回はその秘密を探ってみましょう。
「胃が荒れる」とはどういう状態?
胃には、食べ物を一時的に蓄え、消化や吸収をするという重要な働きがあります。
胃液のひとつである胃酸は、強力な酸で食べ物を消化したり、食べ物と一緒に入ってきた不要物を殺菌する働きがあります。通常、胃は粘液で胃の壁が守られているので、胃そのものが消化されることはありません。
しかし、胃に負担がかかると、胃の粘液と胃酸のバランスが崩れ、胃酸が食べ物だけでなく、胃そのものも溶かして荒らしてしまい、胸焼けや胃の痛み、吐き気、嘔吐、お腹が張る、食欲不振などの症状を引き起こします。
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