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2.原因物質を「増やさない」対策
購入したらすぐ食べる!
食中毒の原因となる細菌やウイルスは種類にもよりますが、おおむね10度以上で増加します。
その為、10度以上の状態が長く続けば食中毒菌が増殖してしまうということになります。
夏場は気温が高く料理も冷めにくいので、購入したものはなるべく早く食べ切るようにしましょう。
持ち運びには保冷剤を!
例えば持ち寄りのバーベキューなどで何か料理を持ち込むという場合、食べるまで時間がある場合は温度管理をきちんとしないと食中毒菌が増殖してしまいます。
その為、保冷剤や保冷バッグを活用し、冷たい状態をキープして持ち歩くようにすると安心です。
食材管理をチェック!
屋台などでは、生ものはクーラーボックスなどで保管することが基本です。購入前にきちんと保管がされているかチェックすると安心です。
3.原因物質を「やっつける」対策
加熱調理が基本!
食中毒の原因となる細菌やウイルスのほとんどは熱を加えることで死滅します。
その為、野外で食べる際には生ものは避け、しっかりと加熱されたものを選ぶようにしましょう。
特にバーベキューではお肉の生焼けに注意が必要です。
食中毒が心配な野外での食事ですが、対策をしっかりとすることで食中毒を防ぐことができます。
野外であっても基本はつけない、増やさない、やっつけるです。
この3つを意識して野外での食事をより安心して楽しみましょう。
<筆者プロフィール>
永吉 峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中
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