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漂流する高齢者
「すみなれたわが家で最期までくらしたい」と思っても、実際に介護が必要になると病院や施設に入所し、また、転々とする人の多いことが指摘されています。
施設に長期間いられなくなった高齢者は、在宅ケアシステムが十全に機能しないと、さまざまなところを漂流することを余儀なくされる事態も起こっています。
この点の問題解決は「待ったなし」ではと思われます。
【参考】
・厚生労働省『地域包括ケアシステム』 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
・株式会社クーリエ『みんなの介護』 https://www.minnanokaigo.com/guide/homecare/area-comprehensive-care-system/
・内閣府『高齢者の健康に関する意識調査 結果』どこで死にたいか:調査結果 http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h24/sougou/gaiyo/pdf/kekka_1.pdf
<執筆者プロフィール>
山本 恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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