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もしも急な病気、急な症状がみられたら?
突然倒れたり、具合が悪くなったりすると、ひどく慌ててしまうものです。緊急な場合はもちろん救急車を呼ぶ必要がありますが、突然の出来事に救急車が必要かどうか、どの病院を受診すればよいか、混乱してしまうこともあるでしょう。
近年、救急車の適正利用が呼びかけられている中、電話やインターネットによる緊急時の相談窓口を設けている地方自治体もあります(詳しくはこちらから⇒『東京消防庁 救急相談センター』 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm)
突然の事態に備えて、あらかじめ相談窓口を把握しておくようにしましょう。
また、緊急を要しない症状の場合でも、「そのままにしておいて大丈夫」と放置せずに、医療機関を受診するようにしましょう。普段から相談ができるかかりつけの医師をもつようにしておくと、安心ですね。
日ごろからの予防や治療が急病のリスクを減らす
今回紹介したように、脳や心臓の急病の中には生活習慣などが原因となって起こる病気があります。いざというときの対処法を知っている以上に、ふだんから病気の予防に努めることも大事なことです。
持病がある方は持病の治療が何よりも大切です。体調の変化や不調は放置せずに、受診するようにしましょう。
また、健康な人でも定期的な健康診断や人間ドックを受診することで、病気の早期発見や予防につなげることができます。
いざというときに備えましょう。
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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