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こんなくしゃみの仕方には注意が必要
くしゃみをすると、身体から空気の塊が出ていくことになります。
その速さは、遅くても時速64km程度で、速い場合には時速120kmになることもあります。
また、くしゃみは上半身の筋肉運動でもあり、連続してくしゃみをすると、体力を消耗することにもなります。
くしゃみは、不随意動作なので、コントロールがききません。そのため、くしゃみが出るときには、目をつぶることが多く、また腕の筋肉の硬直や収縮が起こるので、自動車を運転中は非常に危険です。
また、瞬間的に激しい運動になるので、肋骨や腰を痛める原因になることがあります。
腰などに不安がある人は、くしゃみをするときの態勢に注意が必要です。
腰痛を予防するためには、「ハクション」の最後の「ション」のときに身体を前に倒さないように気をつけましょう。くしゃみが出そうになったら、壁にお尻をつけて、力を分散させます。
また、膝を少し曲げて、腰に力がかからないようにしましょう。
くしゃみの音(声)はコントロールできる!?
くしゃみの音は、年齢や性別によってもかなり異なります。
大きな声がするのは、中年の男性が多い感じがしますね。でも、もちろんこれには個人差があります。
くしゃみをするときに大きく息を吸い込むと、より勢いのある強いくしゃみがでますが、そのときに声を出すと、音の大きなくしゃみとなります。
免疫力が低下している中年の男性は、細菌などの異物を出そうと、大きなくしゃみになっているのかもしれません。
また、「豪快にくしゃみをすることが男らしい」という考えがどこかにあるのかもしれません。
とはいえ、大きな音を出せない場面もあるはず。くしゃみは自然現象ですが、音量をコントロールすることは可能です。たとえば、ハンカチなどで口を押える、声はださないことを意識づけるなどの方法があります。
ほかにも、鼻の下に指を添えてくしゃみを出さないようにするといった方法もありますが、以下で述べるように、くしゃみを我慢することは、耳や肺、腰などに圧力をかける可能性もあるので、おすすめできません。
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