(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
近頃は日増しに寒くなり、暖房器具が活躍する季節ですね。
そんな暖房器具のひとつに、電気カーペット(ホットカーペット)があります。
すぐに温かくなり、手軽に使える器具ですが、使用方法を誤ると思わぬトラブルを招くことがあります。
今回は、そんな電気カーペットによって起こりうる健康トラブルや、使用時の注意点についてご紹介したいと思います。
電気カーペットのしくみ
電気カーペットは、カーペットの中にコードヒーター(線状のヒーター)や温度センサーなどが内蔵されています。
コードヒーターは発熱して温める役割を、温度センサーは温度が熱くなり過ぎないように調節する役割を担っています。
この温度センサーには、「サーモスタット式」と「感熱線式」という2つのタイプがあります。
サーモスタット式は、「サーモスタット」と呼ばれる機器がカーペットの中に設置されているタイプで、サーモスタット周辺の温度を感知して、温度調節を行っています。
一方、感熱線式は、コードヒーターの中に温度を感知する検知線が内蔵されており、コードヒーターがある部分であればどこでも温度を検知して調節することができます。
そのため、感熱線式の方が温度調節の機能性が高く、快適な温度を保つことができます。
ただしその分、価格も高いといわれています。
スポンサーリンク