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再生医療について
幹細胞は赤ちゃんのときに多く、年齢とともに減少して体細胞に変わります。
この加齢による新陳代謝の低下を、自己培養した幹細胞を補うことで細胞減少に歯止めをかけ、若々しさを保てる…という再生医療への関心が高まっています。
また、幹細胞を用いて、脳卒中、心筋梗塞、アルツハイマー、パーキンソン病、骨粗鬆症、アトピー、リウマチなど、病気発症のリスクを軽減する可能性にも望みを託されています。
幹細胞を投与し体内を循環させ、肝細胞そのものが傷ついた組織の修復再生を施すというわけです。
皮膚の幹細胞
皮膚には二つの幹細胞があります。
表皮幹細胞:皮膚のターンオーバーの周期を司り、表皮を生まれ変わらせる
真皮幹細胞:肌組織を作りだす線維芽(せんいが)細胞を生み出し、真皮を生まれ変わらせる
加齢によって、双方の幹細胞の再生能力が低下すると、シワやたるみ、乾燥など、肌の老化の原因になります。
これを幹細胞の働きにより、表皮幹細胞は表皮細胞を、真皮幹細胞が線維芽細胞をたくさん作りだせれば、ターンオーバーを短縮し肌組織は若々しい健康な状態を取り戻すでしょう。
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