(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
自分の爪をまじまじと観察したことはありますか?
爪は健康のバロメーターともいわれます。
爪のさまざまな状態が、身体の不調や何らかの病気のサインを示しているという意味です。
なかでも、爪の表面にできる凸凹(でこぼこ)が気になる…という方は多いのではないでしょうか。
今回は、「爪」の凸凹に着目して、健康状態との関係を見ていきましょう。
爪の構造
爪は「皮膚付属器」といって皮膚の一部です。
表皮の一部が変化したものは「毛」となり、表皮の角質が板状になって「爪」になります。
私たちが通常「爪」と認識している部分は、専門的には「爪甲(そうこう)」あるいは「爪体(そうたい)」と呼びます。
また、爪の根元で爪甲をつくり出す部分を「爪母(そうぼ)」、その一部で付け根にある乳白色の三日月形の部分を「爪半月(そうはんげつ)」と呼んでいます。
スポンサーリンク