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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
ここ数年「糖質制限」や「低炭水化物」という言葉が注目されました…。今やすっかり定着した感があります。
そんななか、いま新たに注目されているダイエット、「ケトジェニックダイエット」をご存知ですか?
脂肪を消費しやすい体質をめざすダイエット法ですが、低糖質の食品が制限されませんので「肉を食べて痩せるダイエット」のキャッチコピーで知られます。
テレビCMでもお馴染みのスポーツジム『ライザップ』が取り入れていることでも話題になりました。
今回はこの「ケトジェニックダイエット」がどのようなダイエット法なのか、リサーチしてみました。
ケトン体とケトーシス
私たちの身体はブドウ糖をエネルギー源として活動しています。
ブドウ糖が不足すると代わりに体内に蓄積されていた脂肪が燃焼されます。
このとき生成される脂肪の燃えカスが「ケトン体」で、おもに肝臓で作られます。
ケトン体は、アセトン、アセト酢酸、β‐ヒドロキシ酪酸の総称で、血管から細胞に送られてエネルギーを産生します。
血液中のケトン体の濃度が通常よりも上昇した状態を「ケトーシス」といいます。
このケトーシス体質ができると、身体は積極的に体脂肪を燃焼するようになり、ダイエットにつながると考えられています。
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