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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
「演技性パーソナリティ障害」の人は、周囲の気を引き、感情や考えをオーバーに表現し、化粧や服装など“外見に凝る”といった行動をとります。
他者の目を引きつけるために、演技・仮面・ウソを用いて酔いしれます。
装飾的で派手な生き方を好み、セックスアピールにも長けている半面、地道な家庭生活や、平凡だけれど内面が充実するような人間関係を築くことができません。
今回はそんな「演技性パーソナリティ障害」の特徴と、このタイプの人への接し方について見ていきましょう。
演技性パーソナリティ障害の特徴
「天性の誘惑者にしてウソつき」
演技牲パーソナリティ障害を端的に表現したキャッチコピーです。このタイプは、他人を魅了していないと自分が無価値だと思い込んでいます。
ですので、相手の注意を引きつけるためなら、自分をおとしめたり傷つけたりすることも構いません。
パーソナリティ障害群の中でも最も衝動的で、自殺や危なっかしい情事、薬物乱用、犯罪にも関わりやすいのが特徴です。
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