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ぎっくり腰の対処法 について見てみましょう。いつも元気で熱血漢のタレント、松岡修造さん。「痛み」とは無縁なイメージがありますが、昨年秋、錦織圭選手の試合観戦中に「ぎっくり腰」になったことで話題になりました。ぎっくり腰は、その突発的で激しい痛み方から、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれる疾患です。ここでは、ぎっくり腰の詳細とその対処法について紹介します。
激しく痛むもレントゲンなどでは異常が見られない
日本では、目立った所見や器質的変化がないにもかかわらず腰痛があるケース全般を「ぎっくり腰」と呼びます。専門的には、「急性腰痛」とか「椎間捻挫」などと言い、腰椎が瞬間的にずれて、腰の筋肉が耐え切れずに炎症を起こしてしまう状態を指します。原因はさまざまで、レントゲンなどで検査をしても、椎間板や骨格には特に異常が認められません。症状が起こるきっかけは、重いものを持ち上げた時のように明確な場合もありますが、普段の何気ない動作、不意の動作、ひねりの動作などで急に起こる場合もしばしばあります。間接的な原因としては、腰椎周囲の筋力が弱く、きちんとした姿勢が保てないことで、腰椎周囲の筋肉に過度の負担がかかることが考えられます。
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