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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
マダニによる感染症「SFTS」(重症熱性血小板減少症候群)とはマダニが媒介するウイルス性感染症で、致死率が6.3~30%という恐ろしい疾患です。
マダニは日本全国に広く生息しており、草むらなどに入ると咬まれる(=皮膚にとりついて血を吸われる)可能性があります。ここでは、万が一咬まれた場合の対処法について説明します。
国内でも マダニによる感染症「SFTS」 で年間10人以上が死亡
SFTSは、2007年頃から中国で流行が確認された新しい感染症です。2013年1月には日本で海外渡航歴のない人が罹患していたことが初めて報告され、日本にもウイルスが存在することが確認されました。以降、毎年数十人がSFTSを発症しており、これまでに報告された感染者数は121人、うち34人が死亡しています。
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