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脳を食べるアメーバ をご存知ですか。
今月はじめ、ショッキングなニュースが世界を駆け巡りました。
アメリカ中西部ミネソタ州の湖で泳いでいた10代の少年が、原発性アメーバ性髄膜炎による危篤状態に陥り、その後亡くなったのです。
原発性アメーバ性髄膜炎は、いわゆる「脳を食べるアメーバ」によって引き起こされる病気で、その致死率は、ほぼ100%。
感染して発症すると、まず命はないともいえる恐ろしい病気です。
聞くにも恐ろしい「脳を食べる殺人アメーバ」とは、いったいどんなものなのでしょうか。
健康な人も要注意!
「脳を食べる」として恐れられているアメーバとは、「ネグレリア・フォーレリ」。河川や湖沼、温泉等の淡水に生息し、25~35度くらいの温かい水を好みます。
アメリカをはじめオーストラリアやニュージーランド、日本など世界中で発見されていて、温泉やプールにも生息している場合があります。
アメリカでは今年に入ってから、冒頭の少年以外にカリフォルニア州の女性が死亡していて、これまでに全米の死者は最高で年間8人程度が報告されています。
比較的どこにでもいて、免疫力の弱い子供や高齢者だけでなく、免疫に異常のない健康な人にも感染する恐れがあるというネグレリア・フォーレリ。
その脳を食べて人を死に至らしめる戦慄のメカニズムとは、いったいどんなものなのでしょうか。
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