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執筆:山本ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
毎日厳しい暑さが続きます。そんな日の一杯は格別ですよね。
またこの時期には実家への帰省や親戚の集まり、友人との飲み会、リオオリンピックなど、お酒にふれる機会が普段より多いのではないのでしょうか。
そこで今日ご紹介したいのが「ビールの健康効果」です。
えっ?と思われたかもしれません。これを知っていれば、大手を振って飲めること請け合いです。
ビールは健康にいいの?
じつはビールには、「健康に良い」といわれている数々の栄養素が含まれています。
とはいえ、当然ながら飲み過ぎてしまうのはNGですよ。
ポリフェノール
ビールの原料のホップにはポリフェノールが多く含まれます。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化を予防します。肝機能の改善、糖尿病の予防、脂質代謝の改善、がん細胞の増殖にかかわる酵素の阻害活性など、生活習慣病の予防も報告されています。
フィストロゲン
ホップに含まれる成分で、大豆に含まれるイソフラボン同様に、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。ホルモンバランスを調整するほか、骨密度の減少を抑制して骨粗鬆症の予防に働くという報告があります。
ビタミンB群
他の酒類と比べると、ビールにはビタミンB群、特にビタミンB2やナイアシンが多く含まれています。代謝を良くし、健康な肌を保つのに必要な栄養素です。
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