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秋にリバウンドをしてしまう 秋リバウンドの原因と問題点 とは何なのでしょう？

2015年8月に江崎グリコ株式会社が、20～40代の男女500名を対象に行った「秋リバウンド」に関する調査によると、食べ物の誘惑にもっとも負けてしまう季節として「秋」をあげた人は54%。さらに、秋にリバウンドを経験したことがある人は67%にのぼります。

せっかく理想の体型に近づいたにも関わらず、リバウンドしてしまっては台無しです。それだけでなく、ダイエットとリバウンドを繰り返すと、身体に悪影響を与えてしまうのです。

 

 秋リバウンドの原因と問題点 ：ダイエットとリバウンドを繰り返す…「ウエイトサイクリング現象」とは

 

「リバウンドしたらまた痩せればいいや…」などと考えている人もいるでしょう。ダイエットとリバウンドを繰り返すことを「ウエイトサイクリング現象（別名ヨーヨー現象）」といいます。ウエイトサイクリング現象は、どのような影響をもたらすのでしょうか？

 

痩せにくく太りやすい身体になる

痩せたり太ったりするのを繰り返すと、基礎代謝が低下して筋肉量がどんどん減っていきます。筋肉の量が減ると、脂肪を燃焼させることができず、どんどん蓄積されます。また、食事制限を中心としたダイエットをすると、筋肉量は減るのに体脂肪だけ増えていきます。これは、人間本来のもつ防衛反応が働き、飢餓状態から守ろうとして身体にエネルギーを溜め込もうとするからです。

 

そのため、ますます太りやすい身体になっていきます。美を求めてダイエットに取り組んだはずが、リバウンドを繰り返すうちに痩せにくく太りやすい身体になってしまう恐れがあります。

 

動脈硬化が悪化する

リバウンドの後には体脂肪の割合が増えます。太ったからとまたダイエットをしてもすぐにリバウンド。これを繰り返すと、内臓脂肪が蓄積し、血圧が不安定になって動脈硬化を引き起こすことがあります。動脈硬化が進行すると、肥満だけでなく糖尿病や高脂血症のリスクを高め、生活習慣病にかかりやすい身体になってしまうのです。

 

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