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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
バンド、ゴールデンボンバーのメンバーである鬼龍院翔さん(31歳)が、テレビ番組の企画のなかで ニンニクの過剰摂取 をした後、腹痛やめまいに襲われて病院へ診察を受けにいったことが明らかになりました。
番組内では、夏バテを回復するスタミナ料理として、ひとかけらでふつうのニンニクの1個ぶんの健康成分があると言われているニンニクを大量に食べたそうです。
一般には健康にいいとされているニンニク。鬼龍院さんは顔をしかめてしまうほどの激痛に耐えたといいますが、食べ過ぎてしまうことで身体にはどのような悪影響をおよぼすのでしょうか?
「 ニンニクの食べ過ぎ 」でカラダはどうなる?
胃腸が荒れる
ニンニクは他の食材と比べてもかなり刺激の強い食品です。そのため、食べ過ぎると胃や腸を傷つけてしまう恐れがあります。特に、胃が空っぽの状態のときに摂取すると胃へのダメージが強く、ムカムカしたり、お腹がキリキリと痛んだりすることがあります。吐き気が止まらないこともあるので注意が必要です。
下痢
ニンニクは殺菌作用が強いため、腸内の悪玉菌を減らす効果があります。しかし、ニンニクを食べ過ぎてしまうと、悪玉菌どころか善玉菌までをも減らしてしまうので危険です。善玉菌を減らすと、お腹が緩み、下痢になりやすくなります。
血が止まらない
ニンニクには血液をさらさらにする効果があるため、ドロドロの血液の人には効果的です。しかし度を過ぎると効果が強くなりすぎ、まれに歯茎から血が出ることや、鼻血が出たりすることがあります。とても危険な状態なので、しばらくはニンニクを控えるようにしましょう。
眠れない
ニンニクは刺激物のため、胃腸が活発になりすぎることがあります。そのため、ニンニクを寝る前に食べ過ぎるとなかなか寝付けなくなることもあるのです。しかし、適量のニンニクは不眠症に効果的だと言われています。
口角炎や舌炎、皮膚炎になる
ニンニクを食べ過ぎると、腸内にあるビタミンを生産する菌を殺し、ビタミン欠乏症が起きることがあります。ビタミン欠乏症は、口角炎や舌炎、ひどい場合だと皮膚炎などを引き起こす恐れがあります。
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