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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士)
「人と会うのが怖い」「大勢の前で話すなんてとんでもない」……誰もが少なからず抱くこうした不安も、度が過ぎれば病的なものになります。うまく話せない、顔が赤くなる、手が震える、大量の汗、そして、「緊張している」という自覚がさらなる緊張を呼ぶ悪循環に。10人に1~2人はかかるといわれる対人恐怖症について調べてみました。
20~30代の女性に多い対人恐怖症
人前で話したり、電話に出たり、他人と食事をしたりといったコミュニケーションに対する恐怖を、多くの人が10代後半~20代前半までに経験します。それが大きな悩みとなって、日常生活に支障をきたすようになる人は20~30代に多く見られ、とくに女性は男性の2倍といわれています。
この年代は就職や、結婚、出産と、自分をとりまく環境が大きく変化することも一因と考えられます。
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