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捻挫と骨折 の違いについて知っていますか?
西武・高橋朋己投手は、9月23日のオリックス戦で右足をひねり担架で運ばれました。その後の精密検査で右足腓(ひ)骨骨折であることが判明。全治2~3か月と発表されています。スポーツにおいて、足をひねって負傷するケースは非常に多く、その大部分は捻挫です。しかし、高橋投手の場合のように精密検査の結果、骨折していることが分かることもあります。足をひねったことで起きる捻挫と骨折の違いを見てみましょう。
捻挫と骨折 :スポーツ中のケガで多い足の捻挫
スポーツの際、走っていて足をひねる、ジャンプの着地で体勢を崩して足をひねる、などは頻繁に起きます。その多くは足の捻挫です。足関節の横方向の可動域を確認すると、外側にはあまり動かないのに、内側にはかなり動くことが分かります。ほとんどの捻挫は外くるぶしが地面に近づくように足首をひねった状態、つまり、足関節を内側にひねった状態で強い力が加わって生じます。捻挫では、足首の周りにある前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)や踵腓靭帯(しょうひじんたい)が損傷しますが、骨に異常はありません。
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