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ミュージシャンのダイアモンド☆ユカイさんが、緑内障 の妻から、失明のリスクもあり、迷惑はかけられないという理由で離婚を切り出されていたことを明かしました。ユカイさんは、「生きてるうちはオレが守る」と妻を説得し、この危機を乗り越えたといいます。相手の負担を気づかって、離婚を検討してしまう程の緑内障とはどのような病気なのでしょうか。
緑内障 「緑色」とはあまり関係がない
緑内障は、白内障と名前が似通っています。一方は「白」、もう一方は「緑」という違いはありますが、病名に色が入っている点は同じです。白内障は、目の中でレンズの働きをする水晶体という部分が白く濁ります。だから、白内障という名前になっています。
緑内障の場合は、目の一部が緑色になったり、または、視界が緑色に見えたり、といったことはありません。一説によれば、医学の父ヒポクラテスが紀元前に、「瞳が地中海の色になると、失明する、しばらくしてもう片目も失われる」としたことに由来しているといいます。
白内障との比較でいうと、もうひとつ重要な違いがあります。水晶体は目の表面近くにあり、アプローチは比較的容易です。一方、緑内障で問題になるのは、目の奥に位置し、光を感じ取る視神経です。アプローチは難しく、神経なので扱いには細心の注意が必要になります。
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