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女性のがんのなかで、大腸がんに次いで2番目に多いのが「乳がん」です。欧米では日本と比較すると乳がんの数自体は多いものの、死亡者数は減少し始めています。しかし、日本では乳がんの死亡率は上がり続けています。乳がんにかかりやすい人 とはどんな人でしょうか?
欧米では、乳房をX線撮影する「マンモグラフィ」による早期発見と、再発予防のための薬物治療が、乳がん死亡率減少の要因だと考えられています。
乳がんにかかりやすい人
乳がんにかかりやすい人の傾向の条件として、次のものがあげられます。
・初潮が早い
・閉経が遅い
・初産年齢が遅い
・未産
一般に、女性ホルモン(エストロゲン)にさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件だと言われています。また高脂肪食、肥満なども乳がんになりやすい原因です。日本で乳がんが増えているのは、女性の社会進出などで、食生活の欧米化、ライフスタイルの変化などが影響しているのではないかと考えられています。
また、遺伝性の乳がんは、5~10%で、家族や親せきに乳がんの人が多い場合は、若いうちから自己触診をして、乳がん検診も積極的に受けておいた方がいいでしょう。
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