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今回は 覚せい剤 の何が恐ろしいのか、 覚せい剤による精神異常 がどのようなものなのか、症状を交えおさらいしてみましょう。
少し前には、大量の覚せい剤をマレーシアに持ち込んだとされる元看護師の竹内真理子被告(41)が、当地の最高裁にあたる連邦裁判所で死刑を言い渡されたというニュースもあり、かつて医療に従事していた元看護師による薬物をめぐる事件に、驚かれた方も多いのではないでしょうか。
覚せい剤による精神異常 :歯がボロボロになり、肝機能障害も
覚せい剤の成分には、アンフェタミンとメタンフェタミンの2種類があります。現在国内に出回っているものは、メタンフェタミンです。このメタンフェタミンの覚せい剤を一度使用すると、快楽・陶酔感を再び味わいたいという欲求が生じます。
それにともない薬物使用後の消失感と疲労、倦怠感などがあり、そこから逃避したいためにまた手を出し、精神依存が起こってくるのです。一度この悪循環に陥り、継続使用すれば数か月で幻覚、幻聴、妄想などの中毒症状が現れ、歯がボロボロになり、肝機能障害などを起こすのです。
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