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2016年の食のトレンドとして、離島料理が注目されています。その名のとおり、離島の郷土料理を指しますが、いったいどんな料理なのでしょうか?
火付け役は、「離島キッチン」
島国である日本には、約7,000もの島があり、そのうち約400の島に人が住んでいると言われています。その島々には、それぞれの気候や雄大な自然、資源、特産物を生かした食文化があります。一方、人口の減少や物流などの問題を抱えているがゆえに、島外に広まる機会も多くありませんでした。そんな離島料理が注目されるきっかけとなったのは「離島キッチン」というプロジェクト。
これは、島根県隠岐諸島のひとつ、海士町観光協会が、全国の島々と手を結び、それぞれの魅力を集結させて、離島を活性化していくことを目的に立ち上げたものです。2009年にキッチンカーから始まり、2012年には水戸に店舗が誕生しました。そして2015年、東京の神楽坂にプロジェクトの拠点となる「離島キッチン」がオープンし、その名が知れ渡りました。
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