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内閣府・食品安全委員会は、高温で揚げたり炒めたりした野菜などに含まれる発がん性物質「アクリルアミド」の摂取と日本人の健康への影響について、「リスクは極めて低いが、動物実験の結果から、懸念がないとは言えない」との最終評価をまとめ、摂取に注意するよう促しました。
野菜を揚げたり炒めたりするのは日常茶飯事。
野菜炒めは食べない方がいいのでしょうか。
アクリルアミドとは?
アクリルアミドは、合成樹脂や染料などの原料として使用される工業的に生成されている物質です。
毒物及び劇物取締法上の劇物に指定され、神経毒性・肝毒性を有し、取扱いには注意が必要とされ、発がん性も認められています。
そんなアクリルアミドは、アスパラギンというアミノ酸とブドウ糖や果糖など一部の糖質が合わさって120℃以上で加熱されても生成されます。
ただし、その生成量は極微量です。
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