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執筆者:鈴木 ちひろ(看護師)
監修医:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
目の下にクマがあると、実際の年齢より老けてみえてしまったり、不健康そうにみえたりすることもありますよね。疲れがたまってできることもよくあります。
でも、よく寝ても消えないようなら、単純に疲労や寝不足だけが原因ではなさそうです。
一体どういうことなのでしょうか?
目のクマの原因を探る!:目周囲の構造と目周りの皮膚の特徴
どうして目の下にクマができるのでしょう?
まず、目周囲や皮膚の構造を知ることで、その原因がみえてきます。
目(眼球)は、眼窩脂肪というクッションに覆われ、衝撃から守られています。また、眼球の下には靭帯(じんたい)があり、眼球が下方に沈みこまないようサポートされています。そして、目周囲には、目に酸素や栄養を届けるため、たくさんの毛細血管が通っています。それでいながら、目周囲の皮膚は薄く、皮脂腺が少ないところなので乾燥を招きやすい部位です。また、こすったりする摩擦にも大変弱く、色素沈着も起こしやすい箇所です。
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