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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
ふだん「あれもほしい」「これを買いたい」と思っていても、簡単には財布のヒモをゆるめられません。しかしストレスがこうじて我慢できなくなった時などはまた別。封じ込めていた買い物衝動をショッピングで晴らすことは、爽快な体験かと思います。
でも、ストレス発散としてのショッピングは当然のことながら、リスクも伴います。
一体どういうことなのでしょう?詳しく見ていきましょう。
ショッピングがもたらす効果
「酒を飲んで憂さを晴らす」「美味しいものを食べる」などは、誰でもすぐにでもできるコーピングとして人気の高いものです。同じように「ショッピング」も格好の気晴らしとなるでしょう。
その理由は二つあって、ひとつは、ふだん「欲しい」「買いたい」と我慢している気持ちから解放されるということ。ここにストレス発散機能があります。
もう一つは、お店では店員からご主人さま扱いされるということ。
とくに、職場や家庭で人間関係がストレスになっている時など、ふだんは思うようにいかない人間関係ですが、買い物では店員は自分をほめ、自分の言う通りにふるまってくれます。ここにもストレス発散機能があります。いわゆる代償行動です。
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