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執筆:松本 たお(正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者)
体の不調や精神面の不安定さに悩まされながらも、いざ病院に行ってみると何の異常も見つからない。そんな時は周囲からの理解も得られにくく、更に辛い状況に陥りがちです。
その症状、もしかしたら「自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)」かもしれません。検査などで診断することが出来ないこの自律神経失調症。一体どのような病気なのでしょうか。
自律神経失調症とは
自律神経というのは、心臓や内臓などの自分の意志でコントロール出来ない働きを調節する神経です。
活動や興奮を司る交感神経(こうかんしんけい)と、休息やリラックスを促す副交感神経(ふくこうかんしんけい)に分かれています。心と体の様々な働きが、この2つの神経のバランスでコントロールされているのです。
このバランスが何らかの原因で崩れてしまうと、心身に様々な不調が現れることに。この症状を総称して、「自律神経失調症」と呼んでいます。
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