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執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士)
子どもは、大人に比べて多く転びます。
「幼稚園の頃は、擦り傷が絶えなかった」という方も多いのではないでしょうか?なぜ、子どもは大人に比べてよく転んでしまうのでしょうか?
また、他の子どもに比べて多く転んでいる場合、どういったことに注意すればよいでしょうか?詳しくみていきましょう。
子どもは歩行時にバランスを取りづらい
赤ちゃんは、生まれてから寝返り、はいはい、つかまり立ちを経て、二足歩行をし始めます。
つかまり立ちから歩きはじめは特になかなかバランスが取れず、眼を離しているうちに突然転んでしまいます。これは、ただ単純に「歩行時のバランスが取れない」ということではなく、小さければ小さいほど、「頭と体のバランスが取れない」ことによって起こります。
一般的に、1歳前後であれば3頭身ですが、3歳頃になると5頭身ほどとなります。そのため、小さければ小さいほど体に対して頭の比率が大きいために、バランスを取りにくく、転びやすくなるのです。
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