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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
首都直下型地震などに備える為設定された備蓄の日。
いざというときに備え食料などをストックしておきたいけれど、何をどれだけ備えたらよいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
一体どのようなものを備蓄しておけば安心なのか、管理栄養士の視点からご紹介しようと思います。
そもそも備蓄の基本ってどんな事?
日頃の食料や日用品は多めにストック!
備蓄と聞くと、非常用缶詰などの非常食を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
もちろんいざという時にすぐ避難できるよう、非常用持ち出し袋に食料を入れておくことはとても重要です。
しかし、首都直下型地震では避難せず自宅にとどまって生活する人が約1,000万人発生すると言われています。自宅で生活する場合、ガスや水道などのライフライン、物流がストップした中で生活をしなければなりません。
そこで、日頃使っているものを少し余計にストックし、非常時でも自宅である程度生活が送れるようにすることが大切なのです。
備蓄食品の目安は?
東京都によると4人家族(夫婦と乳幼児、高齢者)の場合、食品では以下の備蓄品が目安とされています。
・無洗米 5㎏、レトルトご飯6個、即席麺6個、乾麺1パック
・缶詰(主菜・野菜など)各6缶
・レトルト食品 9パック
・果物缶 1缶
・野菜ジュース 9本
・飲料水 2ℓ 12本
・飲料 500ml 6本
・チーズ、かまぼこ 各1パック
・お菓子 3個
・栄養補助食品3箱、健康飲料粉末1袋
・調味料1式
・(必要であれば)粉ミルク2箱、離乳食・高齢者用やわらか食品1週間分
・(調理用)カセットコンロ1個、ガスボンベ6本
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