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執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士)
季節は春から夏へ。
空調も暖房から冷房と切り替わる時期でもありますね。
夏の冷房というと冷え性がよく問題となりますが、手足は冷えていないのに、内臓が冷えている「内臓冷え性」というものがあることをご存知でしょうか?
今回は意外と知られていない「内臓冷え性」について、解説していきましょう。
内臓冷え性とは「内臓が冷えている」状態
内臓冷え性とは、一言でいうと「内臓が冷えている状態」です。
本来、人の体温は36℃台で推移しており、内臓内部は37度前後の温度に保たれています。
しかし、体温が35度と低めの場合、内臓も37度前後の温度に保つことができず、通常よりも冷えている状態となってしまいます。
これが「内臓冷え性」と呼ばれる冷え性です。
日ごろから平熱が35℃台と低体温傾向にある方は、自覚症状がなくとも内臓冷え性となってしまっている可能性があります。
内臓冷え性の場合、手足は冷えていないため、自分が冷え性だと気づいていない方も多くいらっしゃいます。
しかし、自分で脇を触ってみて、手足に比べて脇が冷たいと感じた場合には、低体温および内臓冷え性を疑ってみましょう。
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