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執筆:座波 朝香(助産師・保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
突然、顔の皮膚の一部が赤くなった!?
そんな症状に悩まされたことはありませんか?
もしかしたら、その赤みは単なる「赤ら顔」ではなく、炎症が引き起こす「顔の皮膚炎」の可能性も。
今回は、「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」と「酒さ(しゅさ)」という、症状が似ている二つの皮膚炎についてご説明します。
「脂漏性皮膚炎」と「酒さ」
顔の皮膚に赤みや痒みが生じて受診すると、「脂漏性皮膚炎」といわれたり「酒さ」といわれたり、診断が分かれて戸惑う人がいるようです。
実は、どちらかの皮膚炎の場合もありますが、両方という可能性があります。
とくに「酒さ」はしつこい慢性的な皮膚炎で、脂漏性皮膚炎と併発しているケースが見うけられるといいます。
まずは二つの皮膚炎の特徴をみていきましょう。
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