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ソロ男の結婚の決断 :芸能界に見る「ソロ男」が実際に結婚したケース
自由気ままに過ごしたいから結婚しない、という理由で独身を貫いてきたソロ男の場合、中高年になってから突然結婚するケースが目立ちます。
その典型的な例が43歳で結婚した西島秀俊さん、45歳で結婚した松本人志さんです。
西島さんは恋人に対して厳格なルールを設けていたことで知られていますが、それを読んでみると「自分の時間を自由に使いたい」という願望がとても強いことがわかります。
また松本さんも著書「遺書」を読むと、お笑いに対してストイックすぎるあまり、おそらく恋愛や恋人は二の次であったろう姿勢が伺えます。つまり西島さんも松本さんも、典型的な「そもそも結婚に興味がないソロ男」だったのです。
それが突如結婚したのは、たとえ結婚しても自由でありたいと願う彼らに応えられる女性が現れたから、というのは間違いないでしょうが、もうひとつ推測される理由があります。それは「子供が欲しい」という願望です。
ソロ男の結婚の決断 :子供をのぞむ「ソロ男」は「おひとりさま」より多い
西島さんにはまだお子さんはいませんが、松本さんは結婚とともに奥様が妊娠中であったことを発表しています。お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基さんは39歳で結婚しましたが、直後のイベントでは「今すぐにでも子供が欲しい」というコメントをしています。
松本さんの言葉を借りるならば、彼らは確かに「独身に飽きたから結婚した」のかもしれませんが、「子供のことを考えるともう結婚しようかな」という気持ちがあった可能性は否定できません。
ここで、内閣府が発表している平成21年度のデータを紹介しましょう。未婚の男女に対して行われた調査の結果で、カッコ外は男性の割合、カッコ内は女性の割合を示しています。
未婚者のうち「出産の意向がある(子供が欲しい)」と答えた割合
・20代…28.4%(25.2%)
・30代…23.7%(19.0%)
・40代…14.5%(4.4%)
意外なことにすべての世代で、未婚女性よりも未婚男性のほうが子供を望んでいる人が多いことがわかります。
言い換えるなら、「おひとりさま」よりも「ソロ男」のほうが子供を強く望む傾向があるのです。
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