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今回は、ある家族の 資金残高をシミュレーション しながら、老後の不安について考えていきます。
これまでの標準的なモデル世帯といえば、「夫は会社員、配偶者は専業主婦、子どもは2人」という家族構成で、都内に新築マンションを購入し子育てをする。
やがて子ども達は私立大学に進学・卒業・自立へ。その後定年退職を迎え、一定程度の生活レベルを維持しつつの年金生活。これが一般的な姿でした。
この構図は、団塊の世代と呼ばれる現在65歳~67歳を迎えたおじいちゃん・おばあちゃん、およびそれより年を重ねた世代にピッタリあてはまります。
資金残高をシミュレーション :これまでのライフスタイルは続けられない?
ところが、団塊ジュニアを中心としたそれ以前の世代(30~40代)にとっては、この専業主婦・子育て・住宅購入・定年退職というライフスタイルを続けていくと老後の生活に不安が増大してしまう可能性が高まってきています。
人は誰しも、日常的に「今日すべきこと」、「明日の予定」といった近未来に関わる行動を中心に生活しています。
一方、10年~20年先の遠い将来については、不安を覚えながらもその不安に対処するための行動を「先送り」や「見て見ぬふり」をしがちです。
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