知っておこう! タリウムの危険性と応急処置

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知っておこう! タリウムの危険性と応急処置

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劇物の硫酸タリウムを同級生2人に飲ませたとして、名古屋大学の女子学生が殺人未遂容疑で逮捕されました。
人を殺してみたかったと話しているこの女子学生は、今年一月に77歳の女性を斧で殺害、今月15日には、高校時代の同級生にタリウムを飲ませ、殺害しようとした疑いで再逮捕されたのです。
被害者の父親が語った状況など、タリウムの危険性や痛ましさが指摘されている今回の事件ですが、専門的な観点から、タリウムの事実に迫ってみましょう。

 

タリウムの危険性と応急処置 : タリウムは治療薬だった?

タリウム(Thallium;TI)は、1861年にイギリスの化学者に発見された、原子番号81番の元素です。
名前の由来は、「緑の小枝;thallos 」で、原子スペクトルが緑色のためです。銅、鉛、亜鉛などの硫化鉱物に微量に含まれていて、精製の際に副産物として回収されます。
医療では、はじめ核などの治療薬として使用されていましたが、しばしば中毒を起こしたことから、治療薬として用いられなくなった経緯があります。

 

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