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 HIV/エイズの症状と予防 ：感染経路

 

HIVは、血液、精液、膣分泌液、母乳、などの体液が、相手の粘膜部分（口の中、ペニス、尿道、膣、直腸など）や傷口などに接触することで感染します。
単に汗や涙、唾液、尿、便などの体液に接触しただけでは感染しません。傷口や粘膜には、皮膚というバリア機能がないために感染しやすのです。
HIVの感染経路としては、性行為による感染、血液による感染、母子感染があります。

 

 HIV/エイズの症状と予防 ：感染してしまったら？

 

感染して、２～４週で発熱、のどの痛み、だるさ、筋肉痛といったインフルエンザのような症状がでる場合があります。症状は数週間でなくなり、症状がない期間が数年～10年くらい続きます。ただ、期間には個人差があり、1～2年でエイズを発症する場合や長期間発症しない場合もあります。免疫力が低下しているので、下痢や急激な体重減少、悪性腫瘍、神経障害などさまざまな病気を引き起こします。
他の性感染症に感染していると、HIVの感染率は数倍高くなります。またHIV感染後に他の性感染症に罹患した場合は、その感染症が重症化したり、治るまでに時間がかかります。

治療法は、進歩しており、エイズ発症を抑えることができるようになっています。検査を受けて早期発見することができれば、適切な治療につなげることができます。

 

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