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HIV/エイズの症状と予防 :「感染したかも」と思ったら
もし、「HIVに感染したのではないか」と不安や心配があったならば、最寄りの保健所あるいは病院に行って相談してください。保健所では、匿名で無料の検査を受けることができます。検査は、採血(5ml程度)です。なお献血は、もしHIVが陽性でも教えてくれませんのでHIV検査の代わりにはなりません。
HIV/エイズの症状と予防 :予防するには?
HIV/エイズは、性行経験がある人ならば、誰もが感染する可能性のある病気だと思ってください。
性行為時には、避妊具を正しく使用し、精液、膣分泌液、血液などが直接触れないようにすることが重要です。避妊具は、性行為の途中からではなく、最初から終わりまで装着します。射精の前後にでる精液にもHIVが含まれています。
オーラルセックスにも避妊具を使用しましょう。ゼリーや潤滑油を使うときは、水溶性のものにしましょう。爪が伸びていると避妊具に傷をつけやすいので、気を付けてください。保存には、高温になる場所や防虫剤のそばに置かないようにしましょう。
相手にHIV感染させないために、また、他の性感染症等からも自分を守るためにも感染予防行動は重要なことです。
執筆者プロフィール:南部洋子(なんぶようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
監修医:志田多果夫(医学博士)産婦人科
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