家族や知人のためにも知っておきたい、免許更新に必要な 高齢者講習の仕組み

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家族や知人のためにも知っておきたい、免許更新に必要な 高齢者講習の仕組み

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 高齢者講習の仕組み :更新満了から6ヶ月前の間に予約して受講

 

では「高齢者講習」および「講習予備調査」はいつから受けるかというと、免許の更新期間満了日(誕生日の1か月先の日)からさかのぼって6か月前から受けることができます。通常、免許の更新は更新期間満了日の1か月前から可能ですから、さらにその5か月前から準備することができるのです。

 

ただし、「高齢者講習」および「講習予備調査」は、事前予約制です。さらにこれらは、指定された教習所でしか受けることができません。地域によっては教習所が少なく、予約が採りにくいこともあるので、早めに問い合わせることをおススメします。

 

 高齢者講習の仕組み :「高齢者講習」は試験ではない!

 

そしていざ「高齢者講習」を受けるとなると、多くの高齢者ドライバーは緊張した面持ちで臨むと言いますが、ここで誤解されがちなのが、これは試験ではありません。所定の講座を受講すれば原則として「講習終了証明書」が交付されます。

 

講習時間は、合計3時間。具体的には以下の講習内容になります(75歳以上はこれに「講習予備調査」の30分が加算されます)。

座学(30分)
運転適性検査等(60分)
実車(60分)
討議(実車の反省検討等/30分)

 

そして「高齢者講習」を受けるには、70歳から74歳までは5,600円、75歳以上は5,200円に加え、「講習予備調査」650円がかかります。これにさらに免許更新料2,500円がかかります。合計すると、更新するのに結構な金額を支払うことになります。

 

「金額がちょっと高いなあ」または「3時間の受講時間が長いなあ」と感じる、運転に自信がある人は、「チャレンジ講習」という選択肢もあります。要は免許更新でいう「一発試験」にあたる実車試験が行われ、そこで70点以上を獲得すれば、「簡易講習」という短時間かつ低価格の講習を受けられます。

 

「チャレンジ講習」と「簡易講習」の合計金額は4,150円、所要時間は1時間半(75歳以上はこれに「講習予備調査」の30分が加算)です。

 

さらに「高齢者講習」のほかにも、居住地域以外の教習所で受けられる「シニア運転者講習」や、「高齢者講習」に該当する「運転免許取得者教育」という選択肢があります。詳しい仕組みや内容については、居住地域の警察署に確認してみてください。

 

 

 

種藤 潤(たねふじ・じゅん)

神奈川県生まれ。ライター・エディター・ウェブプランナー。食、酒、住まい、教育、ビジネス、介護、旅と、生活に身近なあらゆるテーマを取材・執筆。近年はオーガニックなライフスタイルにも着目。特定なジャンルに限定せず、日常を包括的な視点で捉えた「生活がちょっと楽しくなるタネ」の提供を心がけています。

 

 

【参考】
警視庁ホームページ
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin05.htm

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