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働く女性の中には「私の年収ってみんなと比べて多いの?」「このまま働き続けていたらお給料は上がるのかな?」と、考えたことのある人もいると思いますが、今回は 年齢別の貯蓄・節約方法 についてご紹介します。
まずは、厚労省が出している女性の年齢別賃金の推移(平成26年2月11日公表)のデータをみてみましょう。
【女性の年齢別賃金の推移】
25~29歳:218万4000円
30~34歳:235万1000円
35~39歳:247万9000円
40~44歳:255万4000円
45~49歳:263万5000円
(厚労省:平成26年賃金構造基本統計調査より抜粋)
前年平成25年の同調査と比べると、いずれの年齢層であっても、3万円~5万円程度増加しています。勤め先の規模や業種、雇用形態、勤務時間、その他の理由から金額の違いはありますが、女性の年齢別賃金についての平均的な指標が分かります。
ここでは調査結果をもとに、女性の年齢別賃金について、また 年齢別貯蓄・節約方法 についてみてみましょう。
年齢別の貯蓄・節約方法 :年齢を重ねるにつれ変化する生活環境
同調査をみると男性と比べると女性の上昇ペースは大幅に低い傾向があるとはいえ、年齢(=経験)を重ねるにつれて若干の賃金の上昇カーブがみられます。
女性は年齢を重ねるにつれて生活環境も変化します。20歳代の女性は独身生活を謳歌しながら、おしゃれやグルメ、レジャーといった楽しみにお金を使いたいと思っています。
一般的に女性が30歳前後になると、結婚・出産、その後は子育てとそれまでの独身生活から、家族との暮らし、特に子育てという生活スタイルへ変更していきます。
「仕事」と「子育て」という2つの十字架を背負いきれずに、どちらか一方を選択せざるを得ないケースや、「夫の協力」という掛け声のもと仕事と子育ての両立に悪戦苦闘するケースも珍しくはありません。
使い切れないほどの収入があれば、女性が背負う十字架の重さは軽減できるかもしれませんが、上記の調査結果をみていると、とてもそのような幻想は抱けません。
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